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<ゲルマニア>


本国使用




i 形 o 形 u 形

i  Reichspost   ゲルマニア像バック水平罫線 

o  Deutches Reich ゲルマニア像バック水平罫線 二重枠

u  Deutches Reich バック水平罫線なし 二重枠


本国使用

1900

凸版 type i  2pf、3pf、5pf、10pf、20pf、25pf、30pf、40pf、50pf、80pfの10種


1902

凸版 type o 透なし 2pf、3pf、5pf、10pf、20pf、25pf、30pf、40pf、50pf、80pfの10種






1905-13

凸版 type o  菱形透 1902年発行のシリーズに額面60pfを加えて11種。
1902年発行のものとデザイン的に違いがないので、区別は透の有無が手がかりです。

1915

凸版 type o  菱形透 1905-13発行と本質的には同じで1920年頃まで発行されます。しかし、1914年より第1次大戦が始まり、戦局が進むにつれ資材不足など影響がでて、印刷、紙質が悪くなっていきます。ミッヘルカタログには1905年から戦争前に発行した切手を平時版、戦争中に発行されたものを戦時版として分けて切手番号にT、Uの記号を付し分けています。
ゲルマニア切手を収集するには通常平時版と戦時版とを分けて収集しますが、特に使用済みでの収集は苦労します。違いを判定する拠り所は印刷が明瞭か否か、透がくっきりしているかボケているかなどで区別しますが、より確かなものは消印の日付による確定です。多くの使用済みから選ぶ必要があり、こだわりを持つと結構難関です。

1916-18

凸版 type u  菱形透 ただし75pfはtype uです。
2.5pf、7.5pf、15pf、15pf、2pf、35pf、75pf
早期に終わる筈だった戦争も2年経過し、戦費が不足するようになり戦時特別税が導入され、郵便料金にも特別税が付加されました。はがきに2.5pf、封書は5.0pfの上乗せ料金となり、それに併せ2.5pf、7.5pfという半端な額面の切手の発行となりました。






1920

改色版 第1次大戦で破れ、1919年にはドイツ初めての共和国が誕生しました。戦争中から徐々にインフレが進行していました。葉書が30pf、封書40pfと郵便料金の改定により5pfから4Mの14種が1920年から1921年にかけ発行されています。下は14種の10種表示。






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